どうもー!Joe満(ミツル)ですっ!!
今回は、音の三大要素の一つ、「音程」について、記事を書いていきます!
音の三大要素とは…
- 音量
- 音程
- 音質(音色)
の3つでしたね(´∀`)
前回の記事にて、音量のことを書きましたので、良かったらご覧下さい♪♪
それでは、音の三大要素の2つ目、「音程」について書いていきマース!
音程とは?
音程は、ズバリ!音の高さのことですね♪♪
高〜い音や、低〜い音など、生活の中でも様々な音程の音が溢れています(´∀`)
以前、「音は空気の振動だよっ!」てなことを書きました。
その上で、音程がどうやって決定づけられるかを考えてみましょうっ!!
音程は、振動の回数によって変わる!
音程を語る上で、一つ前提が必要ですね。それは、「ある程度の周期性を持っていること」です!
簡単な例えで言いますと…
人の話し声・・・周期性がない。
人の歌声♪♪・・・周期性がある!
厳密に言うと、若干怪しいとこですが、ここでは、人の話し声には音程がないとします!歌声には音程があるということですね♪♪
これは、歌声では、一定の周期で振動させる回数を保っているということになります。つまりは、声帯の振動回数をコントロールすることで音程を生み出しながら、歌っているということですっ!!
振動する回数が微妙に多かったり、微妙に少なかったりすると、音程(ピッチ)が高くなったり、低くなったりと、ピッチが甘くなっちまうわけですね。
私の弾き語り動画の歌声は、ピッチ甘々です…orz
周波数(Hz)について
音程を表す上で、「周波数」というものが使われます!
周波数とは…
1秒間に何回、振動したか?
を、数値化したものですね(´∀`)
1秒間に、440回、空気が振動すると、440Hzのラ(A)の音が出ますっ!!
ちなみに、この440Hzの音程は、音楽をかじった人ならピンと来る音程ではないでしょうか?
楽器のチューニングに使われる音程なんですよね(´∀`)
オーケストラなどでは、オーボエという楽器の440Hzのラ(A)の音を基準に、それぞれの楽器がチューニングして合わせていきます(´∀`)
また、ギターでは、5弦の開放の音が440Hzですね。低めの中音域と言った所でしょうか。
音を波形で表した場合
ちなみに以前、音は波形で、表せるよってな話もしました♪♪下記記事をご覧下さい(´∀`)
音を波形で表した場合、音程は波長によって変化するのでしたね。
このことを、周波数や音速なども混ぜ合わせて考えると色んなことが分かってきます♪♪
音程ごとの波長について
では、1秒間に100回振動する、100Hzの、音程について考えてみましょう!!
100Hzは結構な低音となります゚+。:.゚おぉ(*゚O゚ *)実際の音をお聞き下さい。
100Hzの音はMac bookやiphoneなどでは再生できないかもしれません…^^;
音が低すぎて、スピーカーがついてこれないかもです。ヘッドフォンをすれば私のmac bookでも聞くことはできましたが…ご注意ください!
話は戻りまして…この100Hzの音の「波長」はどれくらいだと思いますか??
これは、簡単な計算にて導き出すことができます!!
音速の「340m/s」を使います!!音は1秒間に340mも進むことができるんですね(空気中の速度ね)
片や、1秒間に100回の振動、片や、1秒間に340m進む・・・
ピンときた方も多いと思います。
340÷100をすれば、100Hzの波長が、何mか?が分かるのです。答えは…
3.4m!!
となります!!100Hzの1つの波長って結構長いですよね…(^ω^;);););)
このように、周波数を340で割るだけで、波長を求めることができるのですっ!!
可聴周波数帯域について
人の耳で聞くことができる音域はどれくらいでしょうか??
これを「可聴周波数帯域」と言います(´∀`)
ズバリっ!!
20Hz〜20kHz
となっていますっ!!ちなみに20kHz=20,000Hzとなります♪♪
20,000Hzより高い音は「超音波」と言われる世界ですね。人の耳には聞こえませんですね…orz
逆に、コウモリとかイルカとかは感知できるそうですΣ(゚Д゚)スゲェ!!
人間の耳が1番、敏感なのは?
可聴周波数帯域の中でも、人間の耳で1番感度が良いのは…
4kHzっ!!
結構高めな音ですね♪♪
逆な言い方をすると、4kHzの音は耳につくということでもあるわけです。イタッ(>-<)
ラウドネス曲線について
人間の耳の特性について、もうひとネタ。
音量によって、聴こえ方が変わってくるのです!
大きな音で聴いている時は低い音から高い音まで良い感じに聞こえていても、音量を小さく絞ると、高い音域と低い音域が聞こえにくくなるというものです。
音量によって、周波数の聴こえ方が変わってくるということを表したのが、ラウドネス曲線というわけです♪♪
ラウドネス曲線の上の方(120ホン)は、比較的平坦ですよね?これは低い音から高い音までの誤差が少ないということです♫音量が下がるにつれ(下に行くほど)周波数による聞こえ方の違いが大きくなっているのが分かると思いますっ!!
カーオーディオにはラウドネス補正ができるボタンがついているものもありますね。このボタンを押すと、小さい音では、聴こえにくくなる低音域と高音域を持ち上げて、聴こえやすくするというもの。
平たく言えば・・・
ドンシャリな音になるっ!!
っていうボタンです(^ω^;);););)
オクターブについて
少し、音楽的に見ていきますっ!!
音程が「振動の回数」だということ、「1秒間での振動回数を周波数という」こと、人間の耳で感知する音程の感じ方の違い、などの話をしてきました。
ここで、音程について知っておいた方が良いことをもう1つお伝えします。
それは、オクターブについてです。
こちらも、覚えてしまえば簡単なことです♪♪
例えば、440Hzの1オクターブ上の音が、880Hzだと言うことです。
逆に、440Hzの1オクターブ下の音は、220Hzになりますね♪♪
周波数を2倍するとオクターブ上がる!
ということです。下記の音階と周波数の表を見るとよく分かると思います(´∀`)
例えば、鍵盤の中心の「ドの音」は261.6Hz(C4)です。その1オクターブ上は、2倍の523.3Hz(C5)ですよね。逆に1オクターブ下の音は、半分の130.8Hz(C3)だということが分かると思います♪♪
PA(音響)的な側面から見て
PA(音響)的な側面から音程というものを捉えた時に、音程を「音楽的な音階としての見方」と「音楽を音として捉え、周波数とする見方」ができると思います。
どちらもとても大切な要素なのですが、どちらかというと音楽的な面は、演者側にあり、音的な面をPAエンジニアが受け持つと考えた方が良いように思います。
また、「音質」の記事を書くときにも触れようと思いますが、楽器には音程の周波数以外にも、様々な周波数が含まれています。
例えば、ヴァイオリンのラ(A4)の音には、440Hz以外の周波数もたくさん含まれているんですっ!!
これについては、また改めて、記事にするとして…( ̄▽ ̄)
その上で、今回紹介した音程の知識を知っておくことで、PAエンジニアとして、お客さんにとって良い音を届ける環境作りに生かせると思います♪♪
まとめ
それでは、音程についてまとめていきマース!!
- 音程は空気の振動数によって変わる!
- 1秒間に何回振動するかを「周波数」で表す!
- 周波数(?Hz)を音速(340m/s)で割るとその周波数の波長が分かる!
- 1オクターブ上の音は周波数を2倍したもの!
- 可聴周波数帯域は20Hz〜20kHz
- ラウドネス曲線は音量が小さくなると高音域と低音域が聞こえにくくなるという人間の耳の特性を表したもの!
と言った所でしょうか。
他にも音程について、思い立ったら追加で記事を書いていこうと思いまっす(´∀`)
この記事が皆さんにとって何かのお役に立てれば幸いです♪♪
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