学校って楽しい??part 3

人間観/哲学/教育論

こんにちわ!Joe満(ミツル)です!

今回もまた、学校について個人的な意見を書き進めていきまっす!!

…と、その前に「義務」教育についてお話しマース

義務教育の始まり

義務教育の始まりについて、少しお話しますっ!!

始まりは明治時代♪♪

「学制」について

1872年に「学制」が発令されました。

義務教育を小学校から整えていこう!

という制度です。

この頃は、まだ子供も働き手としての役割がありましたし、授業料も徴収される制度だったので、反発も多く、普及は難しかったようです。

「学制」の修業年数

下等小学校4年、上等小学校4年

小学校だけで、合計8年の義務教育だったようです。(普及してませんが…(´ヮ`;))

「教育令」について

1879年に「教育令」が発令されました。

「学制」の不評により、検討し直したんですが、何を改変したかというと、

通学させる下限(修業年数)を

「最短で16ヶ月」にした!( ゚д゚)ハッ!

さすがに短すぎたのか、翌年には、

「最短で3年」に改定されましたwww

「教育令」の修業年数

小学校の8年間(下等小学校4年、上等小学校4年)

ただし、最短では16ヶ月!…じゃ短すぎるから「3年は通うこと」

しかも、相当な理由がなければその後も毎年16週は通うこと!

…なんかフワッとしてますね(∩´∀`∩)

「小学校令」について

1886年に「小学校令」が発令されました。

ここに来て初めて「義務教育」という言葉が使われます。

法制度、校舎、教員、教材などが整ってきて、ようやく強制力を前面に出した教育を進められるようになりました。

「小学校令」は複数回の改定がありました。

これまでの「下等小学校」が「尋常小学校」に置き換わりました。呼び名が変わったのですね。

また、尋常小学校の上に「高等小学校」が設けられました。

「小学校令」の修業年数

法改正を経て、「尋常小学校」の6年間が義務教育となりました。

これが現在まで続く6年制小学校の始まりですね♪♪

昭和の教育と世界大戦

「国民学校令」について

1941年に「国民学校令」が発令されました。

尋常小学校国民学校 初等科

高等小学校国民学校 高等科

と、なりました!!

「国民学校令」の修業年数

国民学校 初等科⇒6年間

国民学校 高等科⇒2年間

合計8年間が義務教育とされました。

が!しかしっ!戦時下の特例で高等科は終戦まで実施されませんでした(´ヮ`;)

「教育基本法」「学校教育法」について

1947年に「教育基本法」「学校教育法」が制定されました。

これは、現在にも続く「小学校」と「中学校」による義務教育ですね♪♪

戦前までは、一貫して「小学校=義務教育」という捉え方でしたが、ここで変わりました(๑ ˙൧̑ ˙ ๑)

「教育基本法」「学校教育法」の修業年数

言わずも知れた、

小学校6年、中学校3年。合計9年間の義務教育です!

義務教育の世界的な歴史

日本では明治維新後に義務教育制度を作って来たわけですが、その元となるものは、先進国である欧米の教育制度を参考にしています。

では、更に世界にも目を向けて、義務教育の始まりを深めていきマッス!!

近代的な義務教育はプロセインから

プロセイン王国とは今のドイツのこと。

フリードリヒ大王は、戦争で有利に立つために、情報を正確に伝達できる(読み書きができる)人材が必要でした。

最初の義務教育に関する法令「一般地方学事通則」は、このように軍備増強を目的として1763年に作られました( ・᷄ὢ・᷅ )

貧困の打開策としての教育

19世紀前半のイギリスではまだ義務教育制度というものは誕生していませんでした。

しかし、庶民の貧困を解消し、治安を安定させ、国力を上げるためには基礎的な教育を行うことがいいということが次第に判明し、国がそのために予算や制度を作っていきます。

義務教育について

かなーり、長々ーと義務教育について話してきましたが、私が言いたかったのは…

教育を「義務」にしたらダメじゃね??( ・᷄ὢ・᷅ )

ってことです。

この他の色んな事実をみても、教育が「義務化」される時って、軍事力強化とか、生産性の向上とか、結局は国益に拠る所が大きいと感じます(๑•̀д•́๑)

「義務化」により、考え方次第では「教育を受けさせてくれる」とか「学ぶチャンスが得られる」とか、はたまた「国が豊かになる、向上する」とか、あるのかもしれませんが、今の日本にとっては…現状、国民にとっては…義務教育にどれほどの価値があるのだろう??と、考えが巡ります( ・᷄ὢ・᷅ )

義務教育の必要性

現在は、ほとんどの国で「義務教育制度」がありますが、その内容も様々です。

イギリスでは、「教育を受けさせる義務」であって「学校に通わせる義務」ではなかったりします。

義務教育においても学費を徴収する国もありますし。

「必要性」というより、「在り方」を考える点は多いと感じます。

日本では、「義務」であるが故に「勉強を強要させられている」という感覚があることも否めません。

「義務教育」以外の選択肢

私は、そろそろ義務教育に変化が起きるのではないかという期待をしています♪♪

以前も何かで話しましたが、インターネットの普及により、様々な情報を得ることが出来るようになりました。

これによって、本当に多様な考え方や価値観を得ることもできますし、色んな形の教育も生まれています。

義務教育をすぐに取り払うのは難しいとしても、「義務教育以外の選択肢」については、もっと深かめられる時代だと思います。

在り方として、「強制ではない」「優劣をつけない」「多様性を尊重する」「一律ではなく幅の広い教養」そんな教育へのアプローチが必要な気がしています。

学校って楽しい??

書いてるうちに少しだけ、「書こうと思ってたこと」と内容が変わってしまった…(´ヮ`;)

とはいえ、学校とは、別に楽しいものでなくてもいいのかもしれません。

現時点でも、義務とはいえ「学校に行かない」という選択もできるのだし、進む先をちゃんと自分で決められるのなら自由に生きることだって充分にできます。考え方次第で♫

ただ、「学ぶ」ことって本来、強制させられるものじゃないし、「教育」って言葉も、見方によれば疑問を感じてしまう…。(上から下へというイメージ…(´ヮ`;))

振り返ると、1847年から「義務教育」の準備が始まり、1886年にある程度、形になり、1947年に現在のような形が確立しました。

1947年から2020年までの73年間。この年月をかけて、教育の「在り方」への“歪み(ひずみ)”は着手すべき所まで広がっているのではないでしょうか??

「勉強したくてもできない国の子供もいるんだぞ」

とか

「勉強できることをありがたく思え」

とか…言ってる人に問いたい。

「勉強したくなくても、無理やりさせられてる子供もおるで」

「学校に行くのが苦しくても、行けと言われ続けてる子供もおるで」

政策よりも、制度よりも、結局は家庭の「在り方」に帰結するようにも思います。

ふと思っただけですが、「義務教育」が始まる前の「寺子屋」のような在り方に立ち返ることも一つなのかもしれません。

今後も、「学校」や「教育」について、思い立った時には、書き続けていきたいと思いまっす♪♪

良かったら他の記事もご覧下さい(о´∀`о)

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